
学校や進学塾では全く教えない日本の文化を学ぶことができる場所を作りたい、と思って昨年5月下旬に開校したこの秋津塾ももう1年経ちました。あっという間でした。上の写真は最初に入塾してくれた生徒がその時描いてくれた私の似顔絵です。
今は毎週市販の教材で古事記を読んだり百人一首をやったりことわざの学習をしたり実語教を読んだりしていますが、市販の教材を扱っているとそれらが良くも悪くも現代の思想、価値観、枠組みの影響を受けているなと改めて感じます。日本の伝統行事に関する教材でもクリスマスやハロウィンが出てきたり、歴史の教材では「大東亜戦争」とは絶対に書かずにむしろ「アジア太平洋戦争」などといういわゆる極左的な人々が好む表現が使われていたり、古事記の教材では神武天皇の即位まで扱っていなかったり、秀吉や家康の偉人伝ではスペインによる侵略から日本を守ったという重要な部分が書かれていかなったり、また、マスクに関する教材ではマスクをしっかり着用すればウイルスは防げるなどと根拠も示さず断定的に書かれていたりと、疑問を感じる部分がたくさんあります。
市販の教材にはそれぞれ個性があって品質にも差がありますが、ドラえもんの教材は良いものが多いです。漫画で面白くしながらも重要な内容を丁寧に上手くまとめているように思います。ただ、ドラえもんの教材の少し気になる点は、漫画で面白くしようとしてしずかちゃんがのび太をビンタしたり、ジャイアンやスネ夫がのび太をからかったりする場面が結構あり、その文脈を考慮しても教育上あまり良くないなと思われるものもあります。そこだけ改善してくれたら文句なしですが、中々完璧な教材というのはありませんね。最終的には自分で教材を作るしかない気もしますが、これは中々大変なことです。
課題は多いですが、2年目も引き続き日本のことを生徒と一緒に学びながら祖国に対する誇りと愛着を育むことができたらと思っています。既に通塾してくれている方はこれからもよろしくお願いします。通塾をご検討の方はぜひ一度ご見学にお越しください。一人でも多くの次世代の子たちが日本について一緒に学んでくれたら嬉しいです。お待ちしております。

